尾瀬の秋景色

三条の滝

左上 鳩待山荘、左下 竜宮十字路付近、下 中田代へ向う

三条ノ滝に下りても、登り返す自信がなかった。しかし、見たい欲望が勝っていた。 下りなのに不整脈で息が苦しかった。10時35分、急な階段を下る。左右とも大きく落ち込んで、左からは瀑布のしぶきが吹き上がってくる。 光でそれがキラキラと光る。そして雄大な滝の景色が広がる。来てよかった。更に進むと危険防止の扉があったが、それを越すと正面に滝が見える展望台に出た。滝は写真を撮るのが難しい。

30分も此処で時間を過ごした。尾瀬では山小屋の次に長居した場所になった。ここが無かったら、秋の尾瀬に二度と来ようとは思わない。11時過ぎ、感動を胸に山ノ鼻に向った。手に持っているのはカメラと交換レンズ。ポケットにはお茶の350mlペットボトル。それも一口分しか残っていない。次の頁