所要時間、バス便 |
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駐車場から下社まで1時間、そこから頂上まで1時間半強を考えると良い。下山は
駐車場からトータルで2時間だが、見晴台に下る場合は余分に30分見た方が無難です。また体力の自信が無い場合はケーブルカーを利用して下社まで行ってから登っても
よいでしょう。それでも高度は600mあり、十分に山歩きを楽しめます。 尚、ケーブルカーの運賃は往復850円だったと思います。20分間隔で運転されていて00分、20分 、40分のダイヤが組まれています。下山の最終は17時です。(ご確認下さい) 又、バス便は伊勢原駅の北口を下りて四番乗車口の『大山ケーブル駅行き』に乗ってください。片道 大人300円です。また、北口を出て厚木方面に50m位歩くとコンビニがあり、階段下にも売店があります。 |
道 | 伊勢原からの旧道 | |
門前町と滝 |
良弁の滝 |
大山六町と言い新町・別所町・福永町・開山町・稲荷町・坂本町と続き其々の町に滝があり
浮世絵や錦絵の画題になった。 現在では良弁,元滝,愛宕の三つは分かり易く標記してあるが、他は見つけられない。別所町の大滝は大滝荘の裏から鈴川に注ぐ大滝川にあるらしいが清滝は全く分からなくなってしまっている。
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松鈴庵茶屋 |
徳川時代の大山道はくつわ橋を渡り福永町に移動し阿夫利神社本庁前の坂道を上り愛宕橋を渡り開山町に行きとうふ坂を上り千代見橋を渡り再び稲荷町に移動した。 阿夫利社務局の能樂殿 尚、蓑毛 道にも門前町があったが小規模であった。春岳沢の流域の孝ヶ谷戸付近に集中していたが宿坊も少なかったらしい。 |
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大山桜 |
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桜の本数が少なく、開花は普通の桜より少し遅い様です。
阿夫利神社本庁の裏に木があります。 この裏手には他にも大きな木がありますので是非立ち寄っていただきたい。 |
コマ参道 |
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ここでの楽しみは焼きせんべいと饅頭です。また、時間に余裕があれば豆腐料理を 頂きます。 |
コマ参道の裏道 |
茶湯寺 |
参道を歩くと声を掛けられるので
、買わない私にわざわざ労力を使って頂くのが嫌でこの裏道(もともとはここが参道)を歩くようになった。坂道で、階段の苦手な人はこちらがいいかもしれない。
川に沿ったこの道を進むと向い側に茶湯寺がある。いろいろな表情をしたお地蔵さんが迎えてくれる。 |
男坂1 |
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山登りを始めた頃は脚力を鍛える為に、この坂を登りました。 追分社の境内を通り右側が男坂と言い大山登拝の表参道はこの道だった そうです。 ここは大山詣の最盛期には20余りの小祠があり、上り詰めた所には昔仁王門や僧坊が立ち並んでいたと言う事です。 |
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右側の山並みを眺めて進みますが、足元には十分注意してください。 |
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女坂 |
爪切り地蔵 |
ここは七不思議の案内があり、初めて登った時に子供達とそれを読みながら登った事を思い出します。 国の重要文化財に指定されている不動明王を本尊とする大山寺までは確かになだらかな道ですが、それから先は今も昔も女性は変わらないかと思うほど 、急に息も切れる登り坂となり、付き合うのが大変です。 大山寺には不動明王の重要文化財があるのは知られていますが、外部の周囲にも立派な彫刻があり、正面の中央、唐破風の屋根の内側に はニ童子に守られながら滝修行をしている*文覚上人の姿が浮彫りにされている。(かもめ文庫 神奈 川の滝より) *文覚上人は頼朝を担ぎ上げて平家を倒す計画を練った張本人であったとされる。そして出家した原因は愛する人を自から殺害した為であった。出家後は那智の滝に打たれ死よりも辛い修行に贖罪を果たそうとした。 |
下社 |
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ケーブルを下りて直ぐ右側に階段があります。そこでは鹿が飼われています。
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本坂 登拝門 | 徳川時代は山上は霊地という思想から何人も登頂は許されず。この門は閉じられて夏の例祭期間だけ信者の登頂を許した。 又、下社から山頂までは二十八町あり、町目を示す石柱が立っている。ここは町目毎の距離が異なり登る人の疲れ具合に配慮した距離で決定されている。 |
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本坂 杉林 | 阿夫利神社下社の背後は杉の大森林で、神域に荘厳な雰囲気をつくりだしている。中でも六町目の千本杉は粒揃いである。八丁目の夫婦杉や十丁目の大杉などは大山信仰の遺産である。 『相模大山』より抜粋
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本坂 |
16丁目の休憩小屋 |
頂上の鳥居 |
見所 富士山 | 見所は21丁目で見る富士山と頂上での展望。大山の頂上に登って厚木や伊勢原だけ眺めて下りてしまいがちだが、トイレのわき道を抜けると丹沢山塊が一望できる場所がある。自分も3回目にやっとその道に気がついた。また、富士山は下社から*カゴヤ道を登ると上記の21丁目まで行かなくても見ることが出来る。
*カゴヤ道 裕福な人や病弱な人の為に、昭和20年までは頂上まで籠で行く事が出来たらしい。その際登拝門の背後の急坂を避けるための脇道がカゴヤ 道と言われた。 |
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頂上 |
ここへ夏に登り、頂上での昼寝は格別の贅沢です。 ”夏は清涼にして蚊蛇の類の出ることなし”と新編相模風土記稿に書いてあります。 その通りで、ここでは蛇にあった事がありません。 |
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見晴し台へ |
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