大山(薬師道1)

近くに住んでいながら20年間一度も訪れた事が無かったが『相模大山』を読んで興味を持ち出かけて見た。

日向薬師の入口が分からず少し迷ったが、日向に対する日陰道を見つけその更に先に右折する細い道があった。

しかし、後で思ったがやはりバス停手前の駐車場に停めて参道を歩く方が景色をもっと楽しめた筈だった。

駐車場には食べ物を売る車やお店があり、訪れる人が多い事が想像できた。

716年に行基菩薩一刀三拝の礼を以って薬師如来を彫り上げそれを本尊とする寺を開創したと言われている。

境内には重要文化財指定の銅鐘や、宝蔵には四天王や十二神将が置かれている。

薬師堂の受付に拝観料300円を払うとそれらを見せて頂ける。何れの像も直ぐ側で見る事が出来て、力強さや躍動感があり、また所々に残った赤や緑の顔料が印象的で往時の状態を再現できないものだろうかと思った。

また、境内の鐘楼の脇には千年杉が二本並んで生えている。

尚、源頼朝の信仰は特に篤く、関東の諸将五十ニ人を率いて参詣し息女の病気全快を祈願した。政子も何度か訪れたという事である。

ここからの登りについては別途記入させて下さい。(見晴台から先は何度か歩いていますがそこまでは一度も登った事がありません)

見晴台での休憩風景です。

テーブルが6つ位あったと思いますが昼時には満席です。分け合って座りましょう。

名前に恥じない展望を楽しむ事ができます。右写真の中央右側には三峰山が見えます。

随分昔に家族で冬にここまで来て昼食を食べ様とバーナーでお湯を沸かそうとしたのですが、寒くてガスが気化しなくて困った事を思い出します。

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