畦ガ丸(畦ヶ丸)

コケに魅かれる

権現山へ分岐

5月17日、今週も西丹沢に向かいました。

天気予報は曇りで肌寒さを感じる日、登山客は少ないから、西丹沢自然教室前の駐車場が使えると思った。

しかし、先週と同じぐらいな台数が既に停まっていた。水戸ナンバーのバスに『ビーフリー ミニ登山 桧洞丸』と書いてある。

水戸からだと何時に出発されたか気になった。

 

左の歩道を歩こうと、レンガで出来たその道に足を乗せた、そのとたんに滑った。

これは危ない。見た目は良いが登山者には危険だ。

気を引き締めて、畦ガ丸(畦ヶ丸)に向かう。

今日はムラサキヤシオを見る事と、ツツジの開花位置を確認する事が目的だった。

霧に濡れたクモの巣

 

大棚で釣師

 

砂防ダムを乗り越えると、水の流れは二つできている。手前の流れは橋が無いので、渡渉しなければならない。(要 スパッツ)

クモの巣に霧が付いてよく目立つ、普段は見えないのでその数に驚かされる。

今日は、頂までまっすぐに進もうと思ったが、やっぱり大棚滝だけは水量や時間の変化で見るべきものがあるかもしれないと、足が向いてしまった。

 

滝の入り口左の崖付近で、白く小さい可憐な花が咲いていた。残念ながら小さくて、場所が暗い為、写真は撮れなかった。

更に進むと、釣りを楽しむ人が居た。調度、魚を掛けた時で竿が大きく曲がっていた。

ガスが掛かっていて幽遠な感じだが、釣り師の邪魔になるので滝の見物を終わる。

ここからは登りがきつくなる。

風雨で落ちた花

 
 

雨で少し痛ましい花

善六のタワも花はまったく見られなかった。さらに先へ進むと、鎖と梯子が設けられた場所に着く。

そこで、今年初めてのシロヤシオを見た。白い花は清楚な感じを受ける。

ミツバツツジも同様にこの辺りから咲いていた。しかし、どのツツジも満開とはいかず物足りないものばかりだった。

ツツジの木は多いが木の全体を覆うだけの花が咲いていない。部分的に集中していたり、まばらに花が開いている。

 
 

ムラサキヤシオを探したが、ピンク色のは全てミツバツツジだった。

途中で引き返そうと思ったら、下山グループが居たのでこの先の状況を確認すると、『非難小屋の先にシロヤシオが二本並んで咲いている』と聞き、満開の美しい木を想像して向かった。

しかし、残念ながら同じようにちらほらと咲いた二本の木が存在しただけだった。

今年初めてのヤシオツツジ

 

今年もここでのツツジは満足のいくものは見ることが出来なかったが、菰釣山と同じようにツツジの本数は多く、満開になったこの道を絶対歩きたいと思った。

 

落下した山ツツジの花びら

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