シマノジャパンカップ(1999年)
当日の詳細な記録も記憶も余り無かったので、メモしていた内容と入磯場所等を思い出しながら記載しました。
入磯は釣友達が3名オーツクロに向かい、私ともう一名が赤岩に向かった。ここは磯が広くて大会で人が集中してもどこかに入れるのと、6月の 『スポニチ大会』に大型が釣れた為に、選びました。
しかし、着いてみるとチャーター組で殆ど埋まり、その右の赤岩といっても正式名称は二つ根と思われるところに入った。
磯が低くて波が高い日には入れないような場所だが、サラシもあり結構先は深場のようである。
コマセを準備し、最初は3Bのウキ直下にガンダマを打って狙ったが、子メジナのみ。仕方なく遠投で浮かせて狙う方法に変更したが何も釣れない。コマセをかぶせる方法でもダメ。負荷Bに替えたら今度は軽すぎて飛ばなかった。それではと底狙いで8Bにしてやるが子メジナとブダイ。
時計を何回も見る。大会の残り時間が、4分の3から3分の2になり、3分の1になり4分の1になった。
コマセの量も少なくなり残り1時間を切った。バッカンを洗ったり、バス停までの時間を入れると持ち時間は僅か40分位で検量サイズは1枚もない。気持ちがあせった。その反面で落着け、落着けと心に言いつづける。
最後の手段で1号ハリスを取りだし勝負に出た。合わせ切れが無いようにゆっくりと直結する。これでだめなら仕方ない。
少し沖目に投入しコマセを上に3投する。ハリスが馴染んで行くとその後にスーッとウキが入り、当たりが取れる。30cm位のサイズ、そのあと同じ所に投入する。すると今度のはでかい、1号ハリスでは無理が利かないので根に寄られて切れてしまった。もう1度1号で狙うがやはり切られた。1.5号に変更し3枚を追加する。最大は40cmに若干足らないサイズだった。
勝因はハリスではなく替える事による気持の変化だと思われる。時合いが来ると磯はすごい。あっと言う間に数が揃ってしまう。それに比べて堤防の釣りは一匹勝負で大物も来るが数がなかなか揃わないように思う。