東レカップ(2000年)

またまた会社を休み大会に参加しました。

前日は家のごたごたで当初は就業後に行こうと思っていたのが一旦家に帰りパスしようかとも考えたのですがやはり大会と神子元島は楽しいので行く事にし何とか10時過ぎに家を出発しました。

昨年もこの大会に行くとき仕事でがたがたしてやはり止めようかと思ったのですが吉田さんも同じ時間まで仕事をしながらも行くと言うのでそれにはげまされた事がありました。

今回もこの経験を活かし午前1時頃までに着けば体力的な問題はないと判断しました。

4時に受付に行くと殆どの人は受付処理が済んでいて3時45分まで寝ていた私は最後の方でした。受付で抽選をしたらなんとゼッケン28番目だった。久し振りに若い番号で良い磯に連れていてもらえるのではないかと期待しました。

鵜沢名人の説明も終り総勢110名が船に乗りこみます。行程30分で鬼が島(神子元は見た目では鬼がでそうに感じます)に到着し我々の船はカリトに1から10まで、ブダイバに11から20ツナトリネに21から30番まで下ろしました。

そうです結局ツナトリネで場所の選択権は最後から3番目でした。初めての磯で勝手が分からず又あいている場所もなく裏波止場が見える隅に陣取りました。

6時の試合開始頃になると分かってきたのですが、その場所は非常に浅く底が見えてしまいます。

チャランボを打った形跡もありません。失敗したかなとも思いながら、まてまて底が簡単に狙えるからでかいのが来るかもしれないと考え直しこませを蒔きました。

開始草々私の正反対の海側でやっていた若い人がでかいのを掛けたようですが、竿がやわらかすぎてコントロールできず魚が勝手に根に入ってしまいザエンド。

そうそう、スタート前にその若者の隣が結構空いていたので入れてくれといったのですが入れてくれませんでした。私の後のゼッケン30番も頼んだのですがやはり入れてくれませんでした。経験が少し長ければあれだけスペースがあれば問題無くできるのですが---

8時には座り込んでしまいました。釣れませんので疲れが段々と現れてきます。

しかしそこに本島側からTVカメラが狙っています。急いで立ちあがりました。コマセが底に届くまで何の魚も集まりません。それでもとやっても念仏鯛の大きいのが掛かっただけです。先端側もまったくきません。

根際を攻めてオジサンとスズメダイがつれました。カリトネ側でやっていた人がメジナ以外を上げました。(タイ?)

仕掛けをハリスウキに替えて狙いました。それで何とかウキがスーと沈んだのでこれはと思ったらフカセで釣れたのは初めてでした。うつぼが釣れました。結局我々の船で降りた連中は誰もメジナを釣る事が出来ませんでした。

東レ大会は弁当とお茶がでます。弁当も結構良いおかずが入っています。美味しく頂き表彰式です。

なんと5位が1枚で800gと低レベルです3位でも3枚、しかし1位は10枚でした。

結局釣れたのはがけ下(ここが1から3位まで独占)そして本場(今回も潮が早く釣りにならなかったようです)が2枚1枚はどこだったか分かりません。

昨年も思ったのですがこの大会は本当に優勝する可能性は場所にあります。その日の一番の場所にはいると優勝できます。

当たり前のようですがこの大会は特にです。何故なら、本場へは大体50名位下ろしますがここは潮が早いとまずつれません。

したがって半分が脱落します。その他の場所も釣れる釣れないがはっきりしています。

大会の終了時鵜沢名人が話していましたが『ここで勝つためには腕を磨くより神社に行って一番の場所に入れるように祈った方が良い』、つくづくそう思います。

最後のお楽しみの抽選は昨年少し品物が落ちたのですが今年は良かったです。約半分強の人があたりました。

勿論私も頂きました。一番は浮力材入りの防寒防水服、次に防寒防水服、グローブ等などでした。