高取山を登るルート（宮ヶ瀬越え）

仏果山から高取山に向かう中間の鞍部に宮ヶ瀬越えがあります。かってここは宮ヶ瀬と半原の集落を結ぶ交通路だったそうです。この険しい道が半原への絹の道の一つだとは、現代人の余りにも柔なからだではと想像に難くない。重い荷物を担いで往復するには相当な脚力が必要だったのでしょう。

本厚木から宮ヶ瀬行きバスに乗り、仏果山登山口で下車します。秋にはこの登り口一帯は萩の花が一面に咲きピンク色に染まります。車の場合は大棚沢橋広場に止めます。

少し登ると祠があり最初の急な登りはこの先で終り、少しなだらかな登りになります。東沢の沢音が聞こえるとまた急な登りになります。左手には大棚沢橋が見え、右には仏果山の斜面が見える筈です。人工林から雑木林へ変わりモミの大木が見えたら宮ヶ瀬越えはもう直ぐです。

宮ヶ瀬越えからは１５分位で高取山に到着です。

大棚沢橋