尾瀬の秋景色

カラマツに陽のスポットライト

左上 下田代の山小屋、左下 与作岳とシラカバ、下 景鶴山とシラカバ

7時50分、牛首分岐に到着した。ヨッピ吊橋の方に向う。私の通った後には、竜宮に向う小さい固まりが幾重にも木道上に並んだ。 山際や川の近くに近づくと少し木々が変わる。僅かに紅色になった木も、未だ緑色した葉も見えた。それよりも雲の間から、スポットライトのように陽が差し、中に浮かび上がる木々に感動を覚えた。

8時40分、ヨッピ吊橋に到着した。清流が流れる。その先にはまた『熊注意』の看板。躊躇する私を女性二人が抜き去った。女性に負ける訳にはいかないが、 熊が夫婦を襲い新聞を賑わしたのは、この辺だった。9時、東電小屋に到着、女性達を抜いて更に先を急いだ。東電尾瀬橋までは草も多く、コナラ等の広葉樹の間を歩いた。    次の頁