岩岳山

帰りの体力を考えて楽な左のルートを選んだ。しかし、先週の疲れが残っていて足が重い。

ここも急坂である。ふくらはぎが直ぐに硬くなってきた。

歩幅を更に小さくして200mを登り切ると、木組みの橋が見えた。架け替えたばかりのようで滑りそうだ。

そこを抜けると『最後の水』と書かれた看板があった。そう言えば駐車場から少し歩いたところにも『近くに高校生』の看板があった。

こんな山に高校生などいる訳ないと思いよくよく読むと『近くに高校生**施設があり発砲注意』だった。

この水の看板も『水場』と続いた。

そんなドッキリに気が和んだものの、その後に続く杉林の道に息が上がった。

先を行く人達が杉の枝を杖代わりしていた。

右手の木の切れ間から岩岳山の頂きが見え、頂上はアカヤシオで赤くなっている。

標高1000m辺りでやっとベンチがあったが、12時を過ぎた頃で座るスペースはなかった。

岩岳山神社の方へ進んだが、リュックに鉛でも入っているかと思うように段々重くなってきた。

しかも雨がポツリポツリと降ってきた。

昨年も早朝は雨、登り始めて雨が止み。頂上に着いたとたん霧が出てきて殆どみる事が出来なかった。

左手の崖上にアカヤシオが.見えたが段々と霧で見えなくなった。

パンをかじり、写真を沢山撮ろうと思ったが益々雨が強くなり頂上に13時到着し、ビールを飲んで下山した。

また来年の楽しみが出来た。

このやまは午前中に上った方が良い。

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昨年