仏果山の見頃(冬---朝焼け)

 

 

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日の出の写真が欲しくなり早朝の出発を決断した。ここ暫くは寒も弱くなっていてそんなに辛い事はない。5時に目覚ましをセットしたが 、それより早く目覚めた。道具を確認しお湯を1Lポットに入れた。

暗い外に出る。これからライト片手に歩く事を考えるとやはり嫌になる。退き返したくなるが気を振り絞る。登り口に着いて準備すると足音が聞こえる。また登り始めると木陰に誰か居そうな感じがする。 ”ウー”落ち着かない。足音はジョギングの人で木陰には誰も居なかった。そんなこんなで暗い中を登るのは疲れる。

6時過ぎに頂上まであと15分位の所にあるベンチに着いた。そこの木立の間から町の明かりが綺麗に見える。写真を撮り始めると直ぐに明るくなってきた。 急いで片付けて頂上へ向った。 日が出るまでは十分に時間があった。鉄塔の上で三脚を構えてそれを待った。段々と明るさがまし赤く染まってくる。この山は夕焼より朝焼けの方が良い様に思えた。蛭ヶ岳の頂きが赤くなった。