中津川沿いをふーらふら

表紙
【江ノ島淵探索】その1

江ノ島淵は『新編相模風土記稿』 に、「広さ三軒浅深を試するに底に至らず、江ノ島に通じ----。谷に臨み落ちる事二丈(約6m)余りにして突出せるイワ石に支えられ、それよりまた5丈余りにして滝壺に至る。山間口より滝壺まで鳥居が三基建つ」と書いてあった。 後日、江ノ島淵と弁天淵を探しに歩いた。

上写真 イワタバコの花

左上 二つの淵、下 上から見た塩川滝

塩川滝
清雲寺

写真下は江ノ島淵と思われる二箇所の淵を撮ったものです。ここへは清龍橋の手前の崖を左に登ります。急な道で、右側は崖(滝側)で注意深く進みます。五分も登ると三畳位の平らな場所があります。この平らな場所もその淵を見る為に造られたものではないでしょうか。そこから滝を見ると写真のようになります。滝壺から五丈の高さは下の淵になるようです。

無名山
滝神社

5丈上の所(写真下黄色の枠)は江ノ島淵でなく、その更に上が江ノ島淵のようです。今度は滝の上に出る為、道成りに進みます。細い10cmも無いようなところで 、落ちたらこの世とサヨナラです。渓谷に出たら流れに沿って下ると写真右の淵(調度真中)になります。これは余り人の目にふれない場所ですから多分江ノ島淵は その下(赤い枠)だと思います。 次の頁 

半僧坊