一日(梅)楽しむ

2月18日、雨で梅林を訪れる人は少ない事を予想し、行ってみたかった『幕山』に向かった。

どうせ出かけるなら、帰り道にある『辻村植物園』と『曽我梅林』、合わせて三つの梅(ばい)を三倍(ばい)楽しむドライブに出かけた。奥さんは雨で行くのを嫌がったので 、一人旅である。

自分の心の奥にも雨の中出発するのにためらいがあったのだろうか、出発は11時前 になった。

上写真 『幕山』、登り始めてその景観に感動

左 大岩周辺と砂防ダム、下 砂防ダムと梅

先ずは『幕山』である。真鶴有料道路から湯河原に入り、直ぐに右折する。道なりに凡そ5分も走ると左右に駐車場がある。 読み通り人出は少ない。一番近い駐車場に止める事が出来た。駐車料金を500円、その先で入園料200円を支払う。

昨年迄、正直梅に興味はなかった。庭に植木もあるが、手入れをした事がない。ただ、三国志を読むと中国の人は梅を楽しんでいたようで 、文からその景色が想像できた。

梅の花は、桜やツツジと比べて小さく、ましてや白梅となると青い空の下では全く ガクの色で白より、黄みがかった色で目立たない。

ところが昨年、『袋田の滝』の帰りに偕楽園に立ち寄って、梅に対する考えが変化した。今までは近くの畑で食糧用の梅しか見ていなく、色鮮やかな花を沢山付 けた木を知らなかった。

偕楽園の梅は桜の花と見間違う程であった。

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