桧洞丸

10月27日紅葉の変化を楽しみに桧洞丸へ向かった。

春のツツジの開花時期に比べると驚くほど人が少なく、のんびりと秋が感じられる。先週は緑の葉が、もう赤く色付き出した。木道付近はブナを残して殆ど葉が落ちていた。感覚的には紅葉前線は1300m位迄下りているように思える。

この山と付き合ってもう4年になる。高度計等無くても木々を見ると凡その高さが分かるようになった。そんな私でも紅葉の予想は難しい。木々の特性があり、其々にタイミングが違うので、個人の主観で左右されてしまう。概ね紅い葉の色付きが早いようであり、それを基準にすると黄色の好きな人には少し早過ぎるてしまう。

 

犬越路か箒沢を下りるか直前まで迷った。春に落ち葉の絨毯が出来ていた箒沢を選んだ。

 

雨上がりの朝もやが出来ていた

 

ツツジ新道を登る

 

木道手前のベンチ

 

紅葉

 

臼が岳の紅葉

 

木道真中の大きな空洞の木の前で、その木に話しかけるように女性が『大きいね』とつぶやいた。一緒の男性はその気持ちを理解しないで単にその木の状態を『サークルと言うんだ』と何回か繰り返した。

 

雨山?

 

倒木と紅葉

 

落ち葉と倒木

 

石棚山

 

石棚山

石棚山に来る途中に大きな倒木が道を塞いでいた。余りにも大きく片足を掛けただけでは体重移動が出来なくてストックで地面を押しつけてなんとか越すのができた。この石棚山周辺はブナが多く、落ち葉の上をカサカサと進むと気持ちが楽しく落着けるので大好きである。

でも板小屋沢の頭から続く笹で覆われた道は、下が滑りやすく歩きにくい道である。